メディアからの取材について

私たちは多くのメディアからの取材を受けています。 取材に協力は致しますが、写真の提供はしていません。

それは、私達の会員そして取材に協力してくれた個人、特に子供達や女性に、以前起こった「公安のテロリスト情報」の様な要らない疑いや先入観を与えてしまうかも、と懸念しているからです。

先日も、東京からNHKの「うわさの保護者会」の編集者がいらっしゃいました。子供達のイスラームや日本での学校教育に深く関わっている知り合いのムスリムを紹介したり、連絡を取ったりと、間に入ることはしますが、私達の写真撮影やコメントの掲載は遠慮させていただいています。

東京で初めて誕生したムスリマの弁護士さんと、彼女が受けた報道の内容は、事実を的確に伝えるものではなかった為に、「報道側の陳謝」という形で終わりました。

しかし、問題なのは、昨今のイスラームブームに乗って、報道の記事が書けるほど、日本のマスコミ関係者や文献そして権威といわれる研究者にも、私達の生活や問題に対して深く理解することは、難しいのだと思います。
他の諸外国の様に、ここ日本でもムスリムの市議や市長などが選出される時が、理解が少し浸透した証明になるのかもしれないですね。

NHKさんからいただきました