CWIAニュース 2016-6「食のバリアフリーを体験しよう(2) 活動報告」
梅雨入り間近の6月3日(金)に、「食のバリアフリーを体験しよう!第2回 調理の順番を工夫しよう!みんなで楽しめるレシピの提案」 を開催いたしました。
今回は、三重県の鈴鹿国際交流協会さんが、サポートをしていらっしゃるシリア人難民のお母さんとお子さんも一緒に、参加してくださいました。
モロッコにルーツを持つ講師の方と一緒に活動しました。日本語の話せないシリアの方もいらっしゃったので、アラビア語の通訳もしてくださり、
とても助かりました。
最初に、それぞれの自己紹介や会の説明をして、それから、世界の様々な食の習慣などをお話しし、今日のレシピのポイントを説明。
「タハーラ」というイスラームの宗教洗浄の行い方で器材を洗ってからスタート!
今日のメニュー
1.揚げ物4種
野菜の天ぷら、パキスタンのスパイシーかき揚げ「パコラ」、大豆ミートのから揚げ、ハラール鶏肉のから揚げ
2. 野菜のコンソメスープ
3. シリア風白いご飯
(シリアの方が日本の白飯が食べられないとのことで、塩とサラダ油を加えて炊き、みんながおいしく食べられるように工夫しました♪)
今回のテーマ、「調理の順番を工夫しよう!」では、一つの天ぷら鍋で、4種の食材を順序立てて揚げていくことで、ベジタリアンの方もムスリムの方も一緒に楽しく食事ができる!というアイディアの紹介をしました。
また、コンソメスープでは、野菜のコンソメスープのもとを使用して、皆さんにいつもとは違うベジタリアンの味を体験していただきました。
シリア人の方をサポートをしていらっしゃる鈴鹿国際交流協会の方も、ハラールについて知らなかったことも多かったようで、「とても勉強になりました。」との声をいただきました。
次回は夏休み中の8月20日(土)の予定です。 親子で楽しめる料理交流会にしようと企画していますので、
ぜひぜひ、ご参加ください!


