2019年4月27日国連難民映画祭@名古屋大学

I am Rohingyaを見てきました。

主催の名古屋大学研究者は、ムスリマの女性です。バングラデシュのご主人と共に、現地難民キャンプを訪れた時の報告もされました。

ロヒンギャ難民は、その殆どがムスリムです。

カナダに避難した彼等は、避難先でも心にわだかまりや悩みを抱えています。

同じカナダに住むムスリムの監督が、素人である難民の彼等に自分達のストーリーを演じさせる事で、自分の中の問題に向き合い乗り越えて、その先に生きていく希望を見出していく、そのきっかけ作りをしている大変深い意味のある映画でした。

カナダの現地でもこの上演は大成功し、演じた人達の中には、上演後に大きな気持ちの変化や達成感を得ていました。

金銭的だけではなく、精神的な支えを得る事の大切さを感じる素晴らしい作品でした。

難民の実際の生活、精神的な状況を感じる事が出来るこういった機会がもっと増えると良いと思います。