2015年3月 「名古屋飯を考える会」に参加してきました

2015年3月 「名古屋飯を考える会」に、参加しました。

河村たかし名古屋市長も参加されていました。
今回は、「外国人に名古屋飯を食べてもらおう!」という、テーマでした。私を含めて3人のムスリムが参加し、お酒を飲まない、ハラールのみを食べる私と鶏肉・飲酒をするムスリムが同席したことで、より広い世界観が広がったのでは、ないでしょうか? ムスリムの中にも様々な個人の見解があり、それを外国人で見ると、もっとたくさんの見解がありますね。また、当日は、私の友人の息子さんでイギリス人とのハーフの高校生も参加し、様々な国を旅行した経験から、名古屋飯について意見を述べていました。

ただ、今回は当日の急な参加であった為、「ハラール」に対応していただくチャンスがありませんでした。 残念だったのは、5,500円の代金を払って、烏龍茶とお刺身しか食べられるものがなかったことです。 突然の出席で、私もメニューの変更が出来ないのは、承知の上での参加でしたが。

今、外国人誘致、観光が叫ばれていますが、月給20,000から75,000円ぐらいの国から日本に来て、自分の戒律に沿った食事がしたいと思っても、提供される食事が、食べられなかったり、高額だったりしたら、、、皆さんなら、そういった国は魅力的ですか?? また、来たいと思いますか???

ご存知の様に、ムスリムを含むタイやベトナムからなどそして欧米の観光客でさえも、旅行中の食事はなるべく安く現地の物を食べたい!と、思う時に、日本のコース料理は少し高めです。

そして、海外に目を向けると、イギリスの「ナンドス」という有名鳥料理専門店もその10%ほどが、「ハラール」に対応しているそうです。
「ナンドス」の様な鳥料理は、豚を避けるムスリムのみだけでなく、タイの仏教徒の多くやヒンドゥー教徒の一部にも食する方たちがいます。

これから、日本で「ハラール化」して欲しい、お料理の一つです。