EIDの日に、泣いた「研修生」

とても残念な投稿になりますが、皆さまのご参考になればと思い、記事に致します。

私達、イスラーム教徒(ムスリム)には、旧暦の1年中に2回の祝日があります。

1つは、イスラームの第9月「ラマダーンRamaḍān」が終わった翌日の大祭、そしてもう1つはその2ヶ月後の「巡礼」時の祝日で、どちらもムスリムにとって神様と家族の為のとても大切な1日です。

今年、初めて「お料理ボランティア」として参加させて頂いたとても大きな団体に、研修生として来日していたムスリムの研修生、とても食べ物に注意していました。しかし、そのEIDの祝日に、研修先で「豚肉」を食してしまい、泣いていらっしゃいました。

研修先の日本人スタッフ一同、とても良い方々ばかりで、私達以外のボランティアさん達も無償で善意から研修生のお世話をしてくださいました。

この様な、善意から成り立つムスリム研修生との関係が、日本人スタッフの知識の無さから残念な結果になる事があるのは、ただただ残念です。

ただ、こういった事例はムスリムを助けるNPO関連の場合10年以上前から後を絶ちません。

私達も出来る限りお話しを聞いていただける様、以前にも増して努力していきます。

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