友人のムスリマからこんな話を聞きました。
東海地区にある中古車のオークションの入り口に、唐揚げ屋さんがあったそうです。この唐揚げ屋さんに多くのムスリムが聞きました。
「この唐揚げは、「ハラール」ですか?」日本人の唐揚げ屋さんのオーナーは言ったそうです。「そうですよ。」
このオーナーは「ハラール」のことをあまり深く考えずにおっしゃったかもしれません。
後日、この唐揚げ屋さんはこのオークションから居なくなってしまいました。
イスラームでも「真実を述べない事」は「ハラーム」です。
そして、イスラーム教国でないここ日本では「 ハラール」は私達ムスリムにとっても正しく理解し、守るには多くの勉強と努力をしないと難しいものだということを、日本の皆様にもっとご理解いただきたいと心より願っています。
そしてもう一つは、最近ノンムスリムの日本人が「ハラール」をビジネスの好機として様々な試みがされていますが、イスラームをムスリムを度外視したビジネスは日本にとって全世界のムスリムに悪い評判を印象を与える事になりかねません。
私達にとって、「ハラール」は今始まった流行りではありません。ビジネススタンダードで「ハラール」を掲げる日本人の方は、時が移り変わり「ベジタリアン」が流行ったら今度は違うものをビジネスのチャンスに使うのでしょうか?
当会としては、正しいイスラーム 理解、ハラールの概念を私達の子供達、第二世代に残していきたいと思っています。